機械創造システムコース 山本洋司教授が公益財団法人JKAの2022年度小型自動車等機械振興事業に採択され、以下の研究を実施しました。
【採択課題】
白金族元素コーティングノズルによるグリーンプロペラントアークジェットスラスタの高性能化
【研究の成果】
アークジェットスラスタの推進剤(プロペラント)に、一般的に用いられている毒性のあるヒドラジンに替えてグリーン性のあるジメチルエーテル(DME)を用いた場合、陰極やノズルへのすすの付着による放電の不安定化やノズルの損耗による寿命の問題がある。そこで、白金族元素をノズルにコーティング(めっき)することによりプロペラントの反応性を促進することですすの付着の抑制やノズルの耐久性を向上させ、高性能・高寿命化を目指した。その結果、DMEに亜酸化窒素を添加したプロペラントを予熱し、白金(Pt)コーティングしたノズルを用いることにより、すすが付着せず放電が安定し比推力が向上した。また、ノズルの損耗も抑えられた。
〈本研究は公益財団法人JKAの2022年度小型自動車等機械振興事業の補助により実施しました。〉
【採択課題】
白金族元素コーティングノズルによるグリーンプロペラントアークジェットスラスタの高性能化
【研究の成果】
アークジェットスラスタの推進剤(プロペラント)に、一般的に用いられている毒性のあるヒドラジンに替えてグリーン性のあるジメチルエーテル(DME)を用いた場合、陰極やノズルへのすすの付着による放電の不安定化やノズルの損耗による寿命の問題がある。そこで、白金族元素をノズルにコーティング(めっき)することによりプロペラントの反応性を促進することですすの付着の抑制やノズルの耐久性を向上させ、高性能・高寿命化を目指した。その結果、DMEに亜酸化窒素を添加したプロペラントを予熱し、白金(Pt)コーティングしたノズルを用いることにより、すすが付着せず放電が安定し比推力が向上した。また、ノズルの損耗も抑えられた。
〈本研究は公益財団法人JKAの2022年度小型自動車等機械振興事業の補助により実施しました。〉