去る3月25日(土)に、志井川周辺で「志井校区さくらまつり」が開催されました。(写真1)。催しの一環に「餅つき」があり、高齢者の多い地域の役員の方から、志井校区で役員をされている本校名誉教授でもある入江先生(機械創造システムコース教員)からのご紹介で、高専の学生に応援の依頼がありました。
当日は、尾澤学生会長をはじめとする4名の男子学生と2名の女子学生が学生会から応援に駆けつけてくれました。男子学生は最初に「餅を杵でこねる、それから4人で餅をつく」などについて地域の方からレクチャーを受けると、すぐにマスターし、何臼も学生だけで餅つきをこなしました(写真2)。
女子学生はご婦人の方たちからの手ほどきを受け、餅をまるめる作業を手伝いました(写真3)。参加した尾澤学生会長は「翌日以降筋肉痛が出ました」とのことでしたが、充実感あふれる表情で語ってくれました。
地域の方からは、「高専の学生さんがいなかったら、絶対に出来なかった」などの称賛の声や、「ぜひ来年も頼みます」などの声が多く寄せられました。学生たちは、弁当とつきたての餅をお土産にいただき満足そうでした。
入江先生からは「今後とも地域と高専が連携することを期待します」とのお言葉もあり、加えて後日には、志井校区まちづくり協議会会長様及び志井市民センター館長様から、学校長あてに丁寧なお礼状を頂き、校長先生に報告がなされました。
このような日頃の取り組みによってこそ、本校が地域の皆様に理解・支持されていくのだと、感慨を新たにしました。