2025年3月6日(木)に、台湾の台北科技大学から荘賀喬教授とその関係の方々が本校を表敬訪問し、鶴見校長先生への挨拶に続いて、半導体人材育成プログラムについて説明をされました。
台北科技大学は「日本統治時代の台湾で出来た初めての工業高等専門学校」を前身とし、また国立高等専門学校機構とも「包括的学術交流協定」を締結している学校です。
現在、台北科技大学では、世界最大の半導体製造企業である台湾積体電路製造(TSMC)の支援のもと、日本人学生を対象とした半導体人材育成のための「半導体プロセスおよび装置学士学位プログラム」をスタートしています。このプログラムは業界の専門家と大学教授が共同で専門知識を教えるカリキュラムを設定、また、TSMCの新人研修センターでの実践的なトレーニングを受けることができます。
荘教授は「高専の学生さんにも是非、近い将来台湾に来て台北科技大学で学んで頂きたい」と熱望され、高専生への注目度の高さが感じられました。
本校からはグローバル推進センター長の横山教授、台湾スタディツアーで訪問予定の安部教授、蒋准教授、大森助教が対応し、「本校でも台湾や半導体に関心を持つ学生を増やしていきたい」と、今後の交流活発化に期待が抱ける懇談となりました。
台湾スタディツアーでは3月25日(火)に台北科技大学を訪問する予定です。